【FreeBSD】PC-BSDで使用していたHDDがLinuxで使えない。Ubuntu 16.04でZFSが使えるようなる? | KDEを楽しむブログ〜FreeBSDとLinuxの話題〜  

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2016年3月1日火曜日

【FreeBSD】PC-BSDで使用していたHDDがLinuxで使えない。Ubuntu 16.04でZFSが使えるようなる?


もうすぐリリースされるLinuxディストリビューションのUbuntu 16.04がファイルシステムのZFSをサポートするかも…という記事がありました。
昔FreeBSDベースのOS、PC-BSDを使っていたときに外付けUSB HDDをZFSでフォーマットして使用していたことがありましたが、Linuxを使い始めてからそのUSB HDDは放置されたまま。
Linuxで読み込み書き込みができるようなれば、PC-BSDで使用していたHDDを活用できるようになるので期待したいです。

「Ubuntu 16.04 LTS (Xenial)」にてZFSを正式サポート
http://news.mynavi.jp/news/2016/02/22/137/


ZFSとは…。ウィキペディアからの引用です。
ZFSは、主にオラクルのOracle Solaris上で実装されている128ビット・アドレッシングを特徴とするファイルシステム。
Unix File System (UFS) の次世代ファイルシステムと位置づけられている。
2004年9月にアナウンスがあり、2005年11月リリースのOpenSolaris build 27で実装が公開された。
"Common Development and Distribution License" (CDDL) のもと、オープンソースで開発されている。
特徴として以下の項目が挙げられる。

チェックサムが64ビット化された
コピーオンライトの実装
ボリュームマネージャが必要なく、ボリュームの構成が容易にできるようになった
ディスクの違い(容量、種類)を吸収する仮想ボリューム(ストレージプールと呼称)をサポート
ストレージプールの作成・フォーマット・マウントがコマンド一行ですむ
ファイルシステム自身がRAID機能を持つ

またSolaris10 11/06版より以下の機能が加わった。
RAID-Z2(ダブルパリティによるRAID-6相当の機能)
ホットスペア
クローンプロモーション(アクティブなZFS領域を複製と置換を容易にする機能)
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ZFS


FreeBSD系のPC-BSDからLinuxディストリビューションのKubuntuに乗り換えたとき、ZFSでフォーマットされた外付けHDDからデータを読み込もうと「ZFS-FUSE」でアクセスを試みたこともあったけれど、「このバージョンのZFSファイルシステムは使用できません」といった内容のエラーが表示されファイルの読み込みはできませんせんでした。
Ubuntuが正式にZFSをサポートしてくれればありがたいのですが……。


画像にある「ディスク インフォメーション」を見ると、使用しているファイルシステムが分かります。Netrunner 14.2がインストールされている内蔵HDDの「/home」がBtrfs、個人的なデータを保存しているアイオーデータの外付けHDD、「IO2TB」がEXT4となっています。

PC-BSD 9.1ではZFSを使用していました。
下の画像は、PC-BSD 9.1でファイルシステムを確認したときのスクリーンショットです。
PC-BSD 9.1のファイルシステムを確認する方法。Konsoleでdf -Tと入力。


参考までに、ウィキペディアにある各ファイルシステムの項目をリンクしておきます。
ZFS
https://ja.wikipedia.org/wiki/ZFS

Btrfs
https://ja.wikipedia.org/wiki/Btrfs



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